【動画】音巡り(4)木に親しもう/スギ板で作るびゅんびゅんごま/田辺市龍神村
昔からあるおもちゃ「びゅんびゅん(ぶんぶん)ごま」。和歌山県田辺市の龍神村森林組合(眞砂佳明組合長)は、地元産材を使って子どもたちに作り方を指導している。また、眞砂組合長(54)自ら個人的に製作工程を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
田辺市龍神村では小学校での林業学習の際、森林組合の職員が講師としていろいろな話をする他、子どもたちにびゅんびゅんごまの作り方を教えている。眞砂組合長は「子どもたちへのこうした取り組みは、小さい頃から木に触れる機会を持ってもらおうと、僕のおやじが始めたようです」と話す。木育のイベントで出展物をいろいろと考えた際に、来場した子どもたちが楽しめて地元産材のPRにもなるからと採用したそうだ。
ユーチューブへの投稿も、より多くの人に木に親しんでもらいたいという活動の一環。スギ板を1辺6センチの正方形に切り、中央付近にドリルで穴を二つ開け、紙やすりで角を磨いたり、板の表面に好きな色を付けたりして仕上げる。穴にたこ糸を通して結び、その糸を両側に引っ張ると、板が勢いよく回転して「ビュンビュン」とうなりをあげる。
眞砂組合長の子どもは、びゅんびゅんごまを両手に一つ持つだけではなく、両足の指先に糸を引っ掛けて一つ、右手と右足、左手と左足にもそれぞれ糸を引っ掛け、計四つを同時に回していたそうで、見ていて感心するほどだったという。板の代わりに牛乳パックなどでも作ることができるが、眞砂さんは「子どもの頃から木の感触に親しんでもらいたい」と話す。
田辺市龍神村では小学校での林業学習の際、森林組合の職員が講師としていろいろな話をする他、子どもたちにびゅんびゅんごまの作り方を教えている。眞砂組合長は「子どもたちへのこうした取り組みは、小さい頃から木に触れる機会を持ってもらおうと、僕のおやじが始めたようです」と話す。木育のイベントで出展物をいろいろと考えた際に、来場した子どもたちが楽しめて地元産材のPRにもなるからと採用したそうだ。
ユーチューブへの投稿も、より多くの人に木に親しんでもらいたいという活動の一環。スギ板を1辺6センチの正方形に切り、中央付近にドリルで穴を二つ開け、紙やすりで角を磨いたり、板の表面に好きな色を付けたりして仕上げる。穴にたこ糸を通して結び、その糸を両側に引っ張ると、板が勢いよく回転して「ビュンビュン」とうなりをあげる。
眞砂組合長の子どもは、びゅんびゅんごまを両手に一つ持つだけではなく、両足の指先に糸を引っ掛けて一つ、右手と右足、左手と左足にもそれぞれ糸を引っ掛け、計四つを同時に回していたそうで、見ていて感心するほどだったという。板の代わりに牛乳パックなどでも作ることができるが、眞砂さんは「子どもの頃から木の感触に親しんでもらいたい」と話す。