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2024年11月24日(日)

年間100冊以上借りた児童表彰 串本町図書館

池田三明館長(右)から賞状を受け取る小学生=和歌山県串本町串本で
池田三明館長(右)から賞状を受け取る小学生=和歌山県串本町串本で
 「こどもの読書週間」(23日~5月12日)初日の23日、和歌山県串本町串本の町図書館(池田三明館長)は、2021年度に100冊以上本を借りた小学生11人を表彰した。子どもに本を読んでもらうきっかけになればと、20年度から始めた企画。100冊達成者は前回(5人)の2倍以上に増えた。


 図書館が小学生を対象に導入している、借りた本の数だけスタンプを押す「どくしょてちょう」を基に、21年4月~22年3月の貸出数を集計した。

 表彰式は図書館の会議室であり、池田館長(69)が、一人一人に「たくさん本を読んだで賞」の賞状と図書カードを手渡した。

 最も多い281冊を借りた小西真椰さん(9)=串本小4年=は「賞をもらえてうれしい。なるべく1日1冊読むようにしている。偉人の伝記が好き。これからもたくさん本を読みたい」と話した。

 池田館長は「本を読むことで経験していないことも疑似的に体験できる。読んだことの積み上げが、皆さんの未来を広げることにつながる」と呼び掛けた。

 小西さん以外の受賞者は次の皆さん。

 小西修真(串本小2年)185冊▽寺本蒼音(潮岬小3年)160冊▽中谷和香(串本西中1年)150冊▽須藤乃愛(串本小2年)131冊▽村上輝(潮岬小2年)124冊▽谷端求(古座小2年)121冊▽村上穂(潮岬小4年)119冊▽田中晴生(潮岬小6年)115冊▽関戸ななみ(潮岬小2年)110冊▽交田開星(串本西小3年)109冊