【動画】東北へ向けハト800羽乱舞 串本の橋杭岩からレース
和歌山県串本町くじの川にある国指定の名勝・天然記念物「橋杭岩」の前で19日早朝、日本鳩(はと)レース協会のハトレースがあり、一斉に放たれた約800羽が東北地方のゴールを目指して飛び立った。
レースは、飼育されている場所への帰巣本能を利用したもので、協会の宮城地区競翔連盟と福島地区競翔連盟、福島中地区競翔連盟が合同で実施。串本町をスタート地点にしたレースは毎年この時季に開かれているが、町のPRや観光カレンダーなどに使う写真を募集した2021年度の「町観光フォトコンテスト」でグランプリに選ばれた作品の被写体となったこともあり、改めて写真愛好者らの注目が高まっている。
当初は16日に予定していたが、ルート上の天候が悪かったことから順延。19日は日の出から30分ほどが経過した午前5時50分ごろ、運んできたトラックからハトが一斉に放たれ、約600~800キロ離れたゴールを目指して飛び立った。
飛び立つ様子を撮影しようと待ち構えていた写真愛好者の姿もあり、北九州市から訪れたという女性(74)は「長野県で撮影会があって、その帰りに初めて橋杭岩の日の出を撮りに立ち寄ったところ、たまたま立ち会えた。超ラッキーで感激」と笑顔を見せた。
宮城地区競翔連盟の若生純一さん(70)=仙台市=は「天候が悪くて延びてしまったが、何とかできてよかった。外敵もあるし、気象条件にも左右されるので厳しい旅になるが、無事にゴールしてほしい」と見送った。早いものでは9時間ぐらいで到着するという。
レースは、飼育されている場所への帰巣本能を利用したもので、協会の宮城地区競翔連盟と福島地区競翔連盟、福島中地区競翔連盟が合同で実施。串本町をスタート地点にしたレースは毎年この時季に開かれているが、町のPRや観光カレンダーなどに使う写真を募集した2021年度の「町観光フォトコンテスト」でグランプリに選ばれた作品の被写体となったこともあり、改めて写真愛好者らの注目が高まっている。
当初は16日に予定していたが、ルート上の天候が悪かったことから順延。19日は日の出から30分ほどが経過した午前5時50分ごろ、運んできたトラックからハトが一斉に放たれ、約600~800キロ離れたゴールを目指して飛び立った。
飛び立つ様子を撮影しようと待ち構えていた写真愛好者の姿もあり、北九州市から訪れたという女性(74)は「長野県で撮影会があって、その帰りに初めて橋杭岩の日の出を撮りに立ち寄ったところ、たまたま立ち会えた。超ラッキーで感激」と笑顔を見せた。
宮城地区競翔連盟の若生純一さん(70)=仙台市=は「天候が悪くて延びてしまったが、何とかできてよかった。外敵もあるし、気象条件にも左右されるので厳しい旅になるが、無事にゴールしてほしい」と見送った。早いものでは9時間ぐらいで到着するという。