和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月01日(水)

梅焼き鳥ドッグいかが 高校生がアドベンチャーWと開発

神島屋の新商品「梅焼き鳥ドッグ」をPRする開発チーム。3種類のソースがある
神島屋の新商品「梅焼き鳥ドッグ」をPRする開発チーム。3種類のソースがある
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト神島屋は、アドベンチャーワールド(白浜町)と組んで、看板商品「梅焼き鳥」をホットドッグ風に食べる新商品を開発した。ソースは3種類。アドベンチャーワールドのイベントで販売する。

 「梅焼き鳥ドッグ」は、焼きたての焼き鳥をアドベンチャーワールドのパン工房で作るバンズに挟んで食べる。バンズは神島屋のキャラクター梅次郎の焼き印入り。ソースはバンズを購入する際、バーベキュー、(フレンチのサラダなどに使用する)ペイザンヌドレッシング、梅肉・マヨネーズの3種類から選べる。

 開発に携わった2年生の岡﨑晴香さんは「どんなソースが合うのか、マスタードやゴマドレッシングなど十数種類を試した。試食では5人でバンズ20個分は平らげた」と笑う。その中で相性の良かった3種を厳選した。

 バーベキューは「ガッツリ系」、ペイザンヌは「あっさり」、梅肉・マヨネーズは「酸味」が特徴。「子どもから大人まで楽しんでもらえる味に仕上がった。新しい定番になればうれしい」と話している。

 梅焼き鳥ドッグは、アドベンチャーワールドで26、27日と4月2、3日の4日間開催する「桜マルシェ」で販売する。梅焼き鳥は5本セットで500円、バンズは250円。マルシェには、神島屋以外にも地元のレストランやスイーツ店など10店が出店する。