和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

神島高に焼き鳥器贈る JA紀南が梅の魅力発信応援

焼き鳥器の目録を山本治夫JA紀南組合長(左)から受け取る、山本直樹神島高校長(右から3人目)=和歌山県田辺市文里2丁目で
焼き鳥器の目録を山本治夫JA紀南組合長(左)から受け取る、山本直樹神島高校長(右から3人目)=和歌山県田辺市文里2丁目で
 和歌山県のJA紀南は14日、「梅焼き鳥」などの商品を開発して販売する、田辺市の神島高校の商品開発プロジェクト「神島屋」に焼き鳥器を贈呈した。

 神島屋は、地域に関わることを基本に生徒がテーマを設定し、商品開発や催しの企画、ビジネスプランの作成に取り組んでいる。梅の魅力を広く伝えることにも力を入れており、「梅焼き鳥」のほか「梅あられ」など梅を使った商品を開発し、イベントで販売、PRしている。

 これまでも神島屋とJA紀南は連携してさまざまな活動をしている。今回、神島屋が使っている焼き鳥器が古くなり買い替えを検討中だと聞き、JA紀南はその活動を応援しようと、贈呈することにした。炭焼き用2基とガスコンロ用6基を贈った。

 山本治夫組合長が同校を訪れ、山本直樹校長に目録と焼き鳥器を手渡した。

 山本組合長は「今後も特産の梅のPRをぜひお願いしたい」と話し、山本校長は「生徒の活動を支えていただき、ありがたい。積極的に活用させていただく」と礼を述べた。神島屋のメンバーの生徒4人も感謝し「これからもっとたくさん焼いていきたい」「梅焼き鳥を全国、世界に広めたい」と語った。