シベリアイタチ分布広げる 和歌山県田辺市
和歌山県田辺市稲成町のふるさと自然公園センター近くにある「睡蓮の池」の付近で、イタチ(イタチ科)が生息している。県自然環境研究会の細田徹治会長によると、シベリアイタチ(チョウセンイタチ)の可能性が高いという。
外来種のシベリアイタチは、体が黄褐色で、体長は約30センチ。肉食で、小型哺乳類や鳥類、両生類、魚類などを食べる。シベリア、モンゴル、朝鮮半島などで生息しているが、昭和初期に、毛皮用やドブネズミ駆除のために日本に持ち込まれ、西日本を中心に分布を広げている。
細田会長によると、日本固有種のニホンイタチによく似ているが、体の色が薄く、尾が長く、鼻の上部に白い毛があることなどで見分けられる。市街地から徐々に郊外に分布を広げており、ニホンイタチは山の方へ追いやられている。県内で両種の分布境界の調査は、この20年ほどは実施されていないという。
外来種のシベリアイタチは、体が黄褐色で、体長は約30センチ。肉食で、小型哺乳類や鳥類、両生類、魚類などを食べる。シベリア、モンゴル、朝鮮半島などで生息しているが、昭和初期に、毛皮用やドブネズミ駆除のために日本に持ち込まれ、西日本を中心に分布を広げている。
細田会長によると、日本固有種のニホンイタチによく似ているが、体の色が薄く、尾が長く、鼻の上部に白い毛があることなどで見分けられる。市街地から徐々に郊外に分布を広げており、ニホンイタチは山の方へ追いやられている。県内で両種の分布境界の調査は、この20年ほどは実施されていないという。