雌雄ペアで暮らすエビ展示 バレンタイン特別展:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

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2024年12月24日(火)

雌雄ペアで暮らすエビ展示 バレンタイン特別展

雌雄のペアで暮らすオトヒメエビ
雌雄のペアで暮らすオトヒメエビ
アオムネオトヒメエビのペア
アオムネオトヒメエビのペア
 和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」は、バレンタインデーに合わせた特別展「ラブ・ラブ・シュリンプ」を始めた。雌雄1匹ずつのペアで生息するエビ2種を別々の水槽で展示している。「自然界でたくましく生きるエビの強いつながりを見てもらいたい」と話している。

 体長約6センチのオトヒメエビ2組(4匹)と、体長3センチほどのアオムネオトヒメエビ1組(2匹)。サンゴ礁や岩場のくぼみで暮らす、比較的珍しい種という。

 水族館によると、雌雄のペアで暮らす生態は、厳しい環境を生き抜いて子孫を残すために獲得した繁殖戦略と考えられている。縄張りに別の同種のエビが入ってくると追い払う気性の荒さも持っているという。

 展示は3月14日まで。