和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

「チョコ」っと販売中 バレンタイン、意外な店で人気

玩具店に並ぶドイツから輸入したフェアトレードのチョコと紅茶(和歌山県田辺市湊で)
玩具店に並ぶドイツから輸入したフェアトレードのチョコと紅茶(和歌山県田辺市湊で)
チョコとチョコに関係する書籍が並ぶ書店の展示コーナー(和歌山県白浜町で)
チョコとチョコに関係する書籍が並ぶ書店の展示コーナー(和歌山県白浜町で)
 14日のバレンタインデーを前に、チョコレート商戦が活気づいている。洋菓子店やスーパーだけでなく、玩具店や書店など意外な店でもチョコを販売しており、人気を集めている。

 和歌山県田辺市湊の玩具店「トイランドヨネクラ」では、発展途上国の原料や製品を適正な価格で購入する「フェアトレード」のチョコを販売している。ドイツからの輸入品。原材料はオーガニック(有機)でダークチョコ、ホワイトチョコ、フリーズドライの果実が入ったチョコなどをそろえている。

 同店では自然素材の木のおもちゃを扱っており、同じ取引先からチョコや紅茶も仕入れているという。

 白浜町の書店「ivory books(アイボリー ブックス)」では、特別展示「チョコと書庫」を開催中。同町のチョコレート工場「K型 chocolate company(チョコレートカンパニー)」のチョコ3種類とともに、チョコに関係する書籍を並べている。

 書籍はチョコのレシピ本を中心に、タイトルにチョコが付いた歌集「チョコレート革命」(俵万智)や短編小説集「アーモンド入りチョコレートのワルツ」(森絵都)など多彩だが「たくさん出版されている中で、ほんのチョコッと」という。特別展は19日まで。