アサギマダラが群れで吸蜜 和歌山の護摩壇山で50匹以上
和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山森林公園入り口付近で7日、長距離を移動することで知られるチョウ「アサギマダラ」の群れが目撃された。道路沿いにあるアザミで吸蜜していて、50匹以上いるとみられる。地元の人も「これほどの数を一度に見るのは初めて」と驚いていた。
森林公園総合案内所の管理人によると、チョウが集まっているのは標高1280メートル付近で、5日に案内所の従業員が初めて目撃した。例年、単体で飛び交う姿はあちらこちらで見られるが、群れで吸蜜する光景は見たことがなかったという。
田辺市稲成町のふるさと自然公園センターの観察指導員は「かつては夏季に護摩壇山へ多くのアサギマダラが飛来していたが、近年は少なくなっていた。なぜこれほどの数が集まっているかは分からないが、今年は10月に入っても気温が高く、山にとどまっているのでは」と話している。
森林公園総合案内所の管理人によると、チョウが集まっているのは標高1280メートル付近で、5日に案内所の従業員が初めて目撃した。例年、単体で飛び交う姿はあちらこちらで見られるが、群れで吸蜜する光景は見たことがなかったという。
田辺市稲成町のふるさと自然公園センターの観察指導員は「かつては夏季に護摩壇山へ多くのアサギマダラが飛来していたが、近年は少なくなっていた。なぜこれほどの数が集まっているかは分からないが、今年は10月に入っても気温が高く、山にとどまっているのでは」と話している。