和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月27日(水)

イセエビ漁解禁 串本、台風で静かな幕開け

刺し網から外されたイセエビ(17日、和歌山県串本町田原で)
刺し網から外されたイセエビ(17日、和歌山県串本町田原で)
 和歌山県内でイセエビ漁が16日に解禁され、串本町田原の下田原漁港で漁が始まった。ただ、台風の影響で出漁したのは1人と静かな幕開け。漁期は翌年4月末まで。

 イセエビの漁期は16日からで翌日が初水揚げ。実際に漁を始める日は漁港により異なっており、下田原漁港ではこの地域で最も早い。

 今季は台風が近づく影響で、下田原漁港でイセエビ漁をしている21人のうち、16日午後に刺し網を仕掛けたのは荒木己和さん(63)=串本町田原=だけ。17日の早朝に出港し、約2キロ沖に仕掛けた刺し網を回収して、午前6時半ごろに港に戻った。捕獲したイセエビは重さ約250グラムと良いサイズだったが2匹のみで、いけすで生かしておいて後日出荷するという。

 荒木さんは「20年近くやっているが、初日にこんなに少ないのは初めて。黒潮が離れているためなのか磯焼けの影響か、また、場所が悪かったのか分からないが、台風が過ぎてからに期待したい」と話していた。