和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

7割が「デルタ」に 変異株の置き換わり進む

 和歌山県は16日、8月8~15日に発表した新型コロナウイルス陽性者のうち7割が、より感染力が強いとされるインド由来の変異株「デルタ株」によるものだったと発表した。英国由来の「アルファ株」から、置き換わりが進んでいるとし、注意を呼び掛けている。

 県のまとめによると、8月8~15日に変異株の検査結果が判明した新型コロナウイルス感染者139人のうち、70・5%の98人(疑い含む)が「デルタ株」だった。

 県内が「第5波」に入った7月11~17日の週の「デルタ株」感染者は7・7%だったが、18~24日の週17・2%、25~31日の週27・2%、8月1~7日の週41・0%と増加している。残りは「アルファ株」で、従来株は現在、確認されないという。