全国の高校生が熱演 紀の国わかやま総文の演劇部門
第45回全国高校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」の演劇部門が4~6日、田辺市新屋敷町の紀南文化会館であった。全国から12校が出場。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、客席は出場校の保護者や関係者のみだったが、各校の演劇部員が熱演した。
5日には県代表の向陽(和歌山市)が出場。タイトルは「如何(いか)にして蛞蝓(なめくじ)は蝸牛(かたつむり)でいることをやめたのか」。自分はナメクジのような存在だと劣等感を抱える高校生が、実はナメクジはカタツムリの進化した姿だと知り、自身の持つ良さを再発見していく様子をコメディーの要素も入れながら表現した。
部長で2年の中窪萌々香さん(17)は「昨年開かれた県総文は無観客ということもあり、リアクションが少なく演技が難しかったが、今回は会場で笑いが起きた時にはほっとした。他校の演技のすごさが分かったし、楽しかった」と話した。
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紀の国わかやま総文2021は6日、全22部門の日程を終え、閉幕した。
5日には県代表の向陽(和歌山市)が出場。タイトルは「如何(いか)にして蛞蝓(なめくじ)は蝸牛(かたつむり)でいることをやめたのか」。自分はナメクジのような存在だと劣等感を抱える高校生が、実はナメクジはカタツムリの進化した姿だと知り、自身の持つ良さを再発見していく様子をコメディーの要素も入れながら表現した。
部長で2年の中窪萌々香さん(17)は「昨年開かれた県総文は無観客ということもあり、リアクションが少なく演技が難しかったが、今回は会場で笑いが起きた時にはほっとした。他校の演技のすごさが分かったし、楽しかった」と話した。
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紀の国わかやま総文2021は6日、全22部門の日程を終え、閉幕した。