和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

少林寺拳法組演武で3位 全国高校総体、大山・高松組

女子組演武で3位に入賞した大山葵さん(左)と高松乃愛さん
女子組演武で3位に入賞した大山葵さん(左)と高松乃愛さん
 全国高校総体(インターハイ)の少林寺拳法競技が7月30日~8月1日、長野県であり、和歌山県紀南地方からは女子の組演武で神島の大山葵(3年)・高松乃愛(2年)組が3位に入賞した。女子団体演武で神島が4位、女子単独演武で森澤結芽さん(南部2年)、男子単独演武で小嶋輝希君(田辺3年)が5位入賞を果たした。


 女子組演武には全国から60組が出場した。予選を勝ち抜いた大山・高松組は決勝で総合点260点を記録し、2位の姫路商業(兵庫県)と並んだが、技術点の差で3位だった。

 大山さんは「2位とは総合点が同点だったので悔しい。けがもあり、思い通りに練習ができない時もあったが、自分たちらしい演武ができた」、高松さんは「大山さんが最後の大会に懸ける思いと一緒の気持ちになることを意識した。自分の中では今までの練習よりも良い演武ができた」と振り返った。

 女子団体演武には24校が出場。神島は決勝で261点を記録し、3位の富良野(北海道)と並んだが、技術点で富良野に0・5点及ばず、惜しくも4位だった。大山さんと高松さんのほかに3年の小川朋羽さん、2年の小西杏奈さん、長尾涼花さん、1年の尾原玲菜さん、岡本優奈さん、高山莉実さんが出場した。

 そのほか、女子組演武で決勝に残った神島の小西・高山組は16位だった。