和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年07月31日(土)

ロケットにちなみ「かいろすくん」バッジ 串本古座高CGS部

串本古座高校のCGS部が、串本町内から打ち上げられるロケット「カイロス」にちなんで作った缶バッジ(20日、和歌山県串本町串本で)
串本古座高校のCGS部が、串本町内から打ち上げられるロケット「カイロス」にちなんで作った缶バッジ(20日、和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町串本、串本古座高校のCGS(地域包括的支援)部が、同町で本年度中に初号機の打ち上げが計画されている民間小型ロケット「カイロス」にちなみ、オリジナルキャラクター「かいろすくん」をデザインした缶バッジを作った。県が24日に同町で開く「宇宙シンポジウムin串本」の登壇者や来場者に配布予定。今後、ロケットの見学に訪れた人らに土産として販売することも計画しているという。


 地域の活性化を目指す活動をしているCGS部では、ロケットでも地域を盛り上げたいと、これまでに町の魚であるトビウオのだしなどを使った「ロケットラーメン」を開発。土産作りにも取り組んでおり、その第1弾として缶バッジを作った。

 ロケットの名称はギリシャ神話に登場する時間の神にちなんでいることから、CGS部ではこの神をゆるキャラ化した「かいろすくん」をデザイン。特徴的な前髪をした丸顔のキャラクターで、担当した1年生の雑賀和さん(16)は「神話に出てくるカイロスはリアルなおじさんの姿で描かれていることが多いので、それをキャラクターとしてかわいらしく、大人から子どもまで親しんでもらえるようにと工夫した。改良もしながら、より愛されるキャラクターにしていきたい」と話す。

 缶バッジの大きさは直径2・5センチほどで、町から提供を受けたロケット発射をイメージした大漁旗のイラストなどの台紙に取り付けて包装。24日のシンポジウムで配る缶バッジは、ロケットがまだ発射されていないことから背景に「0(ゼロ)」という数字をデザインしているが、今後、発射に合わせてこの数字を増やしたり、かいろすくんのポーズを変えたりする。シンポジウムでは来場者先着約80人に配る予定。

 3年生の森陽翔部長(17)は「とてもかわいらしいデザインを考えてくれて、ぐっときた。缶バッジは手軽で手にしやすいと思う。デザインや数字を変えていく予定なので、ぜひ何度も串本を訪れて缶バッジを集めてくれたらうれしい」と話している。

■オンライン視聴可能 24日の宇宙シンポ

 宇宙飛行士の山崎直子さんや「はやぶさ2」プロジェクトマネジャーの津田雄一さんらを招いた「宇宙シンポジウム」は24日午後1時半~4時20分、串本町サンゴ台のホテル&リゾーツ和歌山串本で開催。会場での参加は募集を締め切ったが、動画投稿サイト「ユー・チューブ」での生配信は当日まで申し込みを受け付けている。

 希望者は、インターネットの申し込みフォーム(https://shinsei.pref.wakayama.jp/D91ZUazp)へ。