聖地巡礼バス4月から運行 春秋限定、高野山と熊野結ぶ
世界遺産の和歌山県・高野山と熊野を結ぶ「聖地巡礼バス」が、今年も4月から運行する。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、春と秋の行楽シーズンに期間を限定。インターネットサイトなどで予約を受け付けている。
聖地巡礼バスは、南海りんかんバスと龍神自動車が運行。関係自治体などでつくる紀伊半島外国人観光客受入推進協議会が運行を支援している。
例年は4~11月、高野山駅前(高野町)―本宮大社前(田辺市本宮町)を平日に1往復、土日曜・祝日に2往復して運行。2019年には年間利用者数が初めて4千人を突破し、特に外国人の利用者数が日本人の利用者数を上回るなど好調だった。
しかし、昨年は新型コロナの影響による利用状況を踏まえ、4月20日から運行を休止。7月に土日曜・祝日のみ再開し、8月は通常通り運行したが、9月以降は土日曜・祝日の1便のみに変更した。年間利用者数は493人と大幅に減少し、外国人の利用者数も34人にとどまった。
今年は、期間を4月10日~5月31日、9月18日~11月23日の計119日間に設定。1日1往復で運行する。
聖地巡礼バスの大人1人の運賃は、高野山駅前―本宮大社前5千円、高野山駅前―季楽里龍神・龍神温泉(田辺市龍神村)2900円、季楽里龍神・龍神温泉―本宮大社前2500円。6~12歳は半額。
インターネットサイトなどで予約を受け付けているが、空席があれば当日に乗ることもできる。
田辺市観光振興課は「新型コロナウイルスの収束が見通せない中、当面は日本人観光客の利用が中心になると思うが、海外からの熊野に対する潜在的な評価はある。状況が落ち着けば、いずれは外国人観光客も戻っていただけると思う」と話している。
聖地巡礼バスは、南海りんかんバスと龍神自動車が運行。関係自治体などでつくる紀伊半島外国人観光客受入推進協議会が運行を支援している。
例年は4~11月、高野山駅前(高野町)―本宮大社前(田辺市本宮町)を平日に1往復、土日曜・祝日に2往復して運行。2019年には年間利用者数が初めて4千人を突破し、特に外国人の利用者数が日本人の利用者数を上回るなど好調だった。
しかし、昨年は新型コロナの影響による利用状況を踏まえ、4月20日から運行を休止。7月に土日曜・祝日のみ再開し、8月は通常通り運行したが、9月以降は土日曜・祝日の1便のみに変更した。年間利用者数は493人と大幅に減少し、外国人の利用者数も34人にとどまった。
今年は、期間を4月10日~5月31日、9月18日~11月23日の計119日間に設定。1日1往復で運行する。
聖地巡礼バスの大人1人の運賃は、高野山駅前―本宮大社前5千円、高野山駅前―季楽里龍神・龍神温泉(田辺市龍神村)2900円、季楽里龍神・龍神温泉―本宮大社前2500円。6~12歳は半額。
インターネットサイトなどで予約を受け付けているが、空席があれば当日に乗ることもできる。
田辺市観光振興課は「新型コロナウイルスの収束が見通せない中、当面は日本人観光客の利用が中心になると思うが、海外からの熊野に対する潜在的な評価はある。状況が落ち着けば、いずれは外国人観光客も戻っていただけると思う」と話している。