宿泊者数は前年比6割 2020年の白浜温泉旅館組合
和歌山県白浜町の白浜温泉旅館協同組合に加盟する宿泊施設(休業中含め24施設)で2020年に宿泊したのは約60万8千人で、前年比で6割だった。新型コロナウイルス感染症の影響は大きかったが、政府の観光支援策「Go To トラベル」もあって前年を上回る月もあった。
沼田久博理事長は「どの施設も必死に取り組んだ1年だった」と振り返る。コロナで休館を余儀なくされた間、感染防止に向けた設備改修や従業員の研修に取り組んだ施設もあった。
月別では、前年比で4月が9%、5月は3%と激減。以降は「Go To トラベル」の効果もあって回復し、10月に98%、11月には106%となった。12月は約5万7千人で、前年比は82%だった。
21年の展望について、沼田理事長は「悲観的なことは言えないが、誰にも分からないというのが正直なところ。緊急事態宣言が感染状況の収まりにつながれば、という期待はある」と話している。
沼田久博理事長は「どの施設も必死に取り組んだ1年だった」と振り返る。コロナで休館を余儀なくされた間、感染防止に向けた設備改修や従業員の研修に取り組んだ施設もあった。
月別では、前年比で4月が9%、5月は3%と激減。以降は「Go To トラベル」の効果もあって回復し、10月に98%、11月には106%となった。12月は約5万7千人で、前年比は82%だった。
21年の展望について、沼田理事長は「悲観的なことは言えないが、誰にも分からないというのが正直なところ。緊急事態宣言が感染状況の収まりにつながれば、という期待はある」と話している。