和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

防災情報LINEやメールで配信 みなべ町

 和歌山県みなべ町は8月から、電子メールや無料通信アプリLINE(ライン)を使った、防災行政情報の希望者への配信を始める。防災行政無線のデジタル化に伴う事業。放送が聞き取りにくい場合などにも有効で、町は活用を勧めている。

 行政放送や気象警報、避難情報を知ることができる。LINE配信サービスは、QRコードを読み取ることで利用できる。登録制のメール配信サービスは、アドレス(bousai.minabe-town@raiden2.ktaiwork.jp)を直接入力するか、QRコードを読み取り登録する。

 LINE、メールとも登録は無料だが、通信費は自己負担。

 また電話放送案内サービスもあり、防災行政無線終了後、12時間程度の間、自動再生の電話(0120・376・742)で放送内容を確認できる。通話は無料。

 QRコードなど、詳しくは8月の町広報紙にチラシを折り込み配布する。

 問い合わせは町総務課(0739・72・2051)へ。

■戸別受信機の貸与も

 町は今月から、希望者への防災行政無線戸別受信機の無償貸与も始めた。大きさは縦約13センチ、横約22センチ。コードでも電池でも使える。録音機能もある。

 約3100軒から希望があった。今月は岩代や北道、芝、山内など8地区から配布が始まっている。新型コロナウイルスの影響で配布が遅れていたが、年内には全地区へ配布を終える予定。

 貸与の希望は随時、町総務課で受け付けるという。

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