漁港に水揚げされたシラス(8日、和歌山県みなべ町埴田で)
和歌山県みなべ町の埴田漁港は、春のシラスの水揚げシーズンを迎えている。8日は、今春の1日の量としては最も多い2・7トンの水揚げがあった。
3船団が同町沖で取っている。秋から5月の連休ごろまでがシーズンだが、量は春が多い。出漁した日は取ったシラスを平均2回くらい漁港に水揚げする。
8日も2回の水揚げがあり、鮮度を落とさないよう、すぐに入札し、仲買人がトラックに積み込んだ。
紀州日高漁協南部町支所によると、いま取れているのはカタクチイワシやウルメイワシの稚魚で「いまが最盛期。この調子で取れれば」と期待していた。