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女子ラグビー五輪代表候補が合宿、上富田町

特産品を受け取る女子7人制ラグビー日本代表候補選手(13日、和歌山県上富田町朝来で)
特産品を受け取る女子7人制ラグビー日本代表候補選手(13日、和歌山県上富田町朝来で)
 東京オリンピックに出場する女子7人制ラグビー日本代表の候補選手が13日、和歌山県上富田町で強化合宿を始めた。19日まで。3月の国際大会や、五輪本番へ向けて練習に励んでいる。

 上富田町での合宿は昨年5月以来、4回目。選手24人とスタッフ10人が訪れた。13日は練習場所の上富田スポーツセンターで歓迎セレモニーがあり、奥田誠町長らが特産の梅干しやハッサクを贈った。選手はミーティングの後、球技場でディフェンスの練習などに汗を流した。

 上富田町での合宿は4回とも参加しているという中村知春選手(31)=ナナイロプリズム福岡=は「上富田は気温も人もあたたかい。この合宿でチームの武器である継続したアタックや組織的なディフェンスを磨きたい」と話した。

 女子7人制ラグビーの日本代表は「サクラセブンズ」と呼ばれ、東京五輪のメダル獲得を目標に掲げている。1、2日にはオーストラリアで、世界の強豪が集うワールドラグビーセブンズシリーズに招待チームとして参加し、12チーム中9位だった。3月28、29日には南アフリカである国際大会に出場する。

 合宿に参加している選手はほかに、オーストラリア遠征でキャプテンを務め、15人制の日本代表でもある堤ほの花選手(日本体育大学4年)や、父親がラグビー元日本代表選手の松田凜日選手(国学院大学栃木高校3年)らがいる。

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