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屋根開いた「スカイバス」運行 21日から期間限定、和歌山県白浜町で記念式典

関係者を乗せて事前運行に出発する「白浜泉都めぐりスカイバス」(20日、和歌山県白浜町で)
関係者を乗せて事前運行に出発する「白浜泉都めぐりスカイバス」(20日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町で21日から期間限定で、屋根が開いた観光バス「白浜泉都めぐりスカイバス」(46席)が走る。運行を前に20日、記念セレモニーがあった。

 昭和に人気があったバスツアー「泉都めぐり観光バス」を進化させ、開放感あふれる乗り心地を楽しんでもらおうと企画した。観光庁の「地域観光〝新発見〟事業」の採択を受けて、南紀白浜コミュニティ放送が事業主体となって実施し、明光バス(白浜町)が運行する。

 運行期間は21日~来年1月5日と1月9~12日。1日5便(午後の1便は外国人観光客専用)。バスの発着はフィッシャーマンズワーフ白浜の駐車場。南紀白浜空港を抜けて海岸線を走り、千畳敷、白良浜、円月島などを約60分で巡る。ガイドの案内もある。

 セレモニーでは、南紀白浜コミュニティ放送の小竹幸代表が「自然景観や温泉、肌に感じる空気感と感動を全国に伝え、魅力を発信する役目を頂いた」とあいさつした。大江康弘町長や関係者が乗り込んで、事前運行に出発した。

 料金は大人4千円、子ども(小学生以下)2千円など。予約は電話(050・7118・6636)などで受け付けている。状況を見て、今後の運行継続も考えていくという。

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