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堺正章、ステージは常に全力 次女・堺小春の結婚式で“けっこうな額”出す 「パパはパパでしょ?」と説得される

ステージは常に全力だと語った堺正章(C)ORICON NewS inc.
ステージは常に全力だと語った堺正章(C)ORICON NewS inc.
 歌手・堺正章(78)が4日、東京・表参道のブルーノート東京で『MASAAKI SAKAI Premium Live 2024 at Blue Note Tokyo』を開催。開演前に取材会をおこなった。

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 堺にとって7度目となるブルーノート東京でのライブ。今回は、きのうときょうの開催された。取材会では、「モンキーマジック」(ゴダイゴ)を歌唱。きのうのライブで張り切り過ぎたため、声が出にくい状況で「もう1曲やって終わりにしようかなと」と冗談めかして語りつつ「忘れもの」も歌っていた。

 取材会で、かすれ声になってしまったことを謝罪しながら堺は「我々はセーブが効かない。7割ぐらいでやればいいと思うんですが…。その時にある力を全部使ってしまう」と78歳になっても常に全力投球してしまうことを照れくさそうに語っていた。

 もちろん、この日の公演も全力。「思い出すと2回のステージを2日続けても頑張れた。きのうのステージで声を酷使しすぎたんでしょうか…。結構、もうキツいですよ。ステージをやっても変化が出てきている。自分なりのブルーノートの7年目のステージで、ずいぶん年齢が来てるんだな、と。ちょうど70歳から始めたようなもんですから。そのころの自分の体力からは衰えてきているのかな」とぽつりと語った。

 いつまでできそうか、という質問には「呼ばれればやります。元気なうちは。80歳でロックンロールを歌う人もいるので。どこまでできるのかが不安でもあり、楽しみでもある」と宣言していた。

 まだまだ元気いっぱいのように見えるが「見た目は元気でいる感じだけど、これは装っている。本来、中身は結構もう疲労困憊な部分がある」と正直に認める。それでも「ガタが来ているところを見せるのはマズい。『まだ大丈夫』の振りをする。自分を奮い立たせてやるのが、こういう世界の宿命ですから」と生粋のエンターテイナーとしての矜持を語っていた。

 また、今年は次女で俳優の堺小春が結婚。さらに朝ドラ『虎に翼』にも出演するなど明るいニュースもあった。「新しい世代が躍進するのを歓迎している。名前を継いで堺小春という名前になってくれて演者になってくれた。私の父親の堺駿二から始まって、堺正章になり、そして娘の堺小春になる。歌舞伎の世界でもないから、継承するものではないけど、受け継いでくれることに、まずは感謝。彼女は、どこかで堺家を閉ざしたくないと思ってくれたのかもしれない。彼女たちの世代が台頭して素敵なものを世の中に表現できたら素敵なことだなと思う」と心温まるメッセージを送っていた。そして、結婚式に参列し、バージンロードも歩いた。ただ、「悲しかったことはお金は僕が払いました。全額じゃないけど、結構な額を出しました。娘に『なんでパパが出すの?』って聞いたら『パパはパパでしょ?』と(笑)。確かに、そうだねと頑張りました」と小話も入れながら笑わせていた。

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