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『カグラバチ』累計130万部突破、半年で約3倍増 第5巻発売で「今、最も勢いがある」

『カグラバチ』コミックス第5巻 (C)外薗健/集英社
『カグラバチ』コミックス第5巻 (C)外薗健/集英社
 漫画『カグラバチ』(作者:外薗健)のコミックス第5巻が4日に発売され、シリーズ累計発行部数は130万部(デジタル版含む)を突破した。今年7月に第3巻が発売された時は累計35万部だったため、半年で約3倍(2.85倍)増の100万部増加する大ヒットとなっている。

【画像】ナルト風?すげぇ…迫力の画力! 配布される『カグラバチ』特製カード

 『カグラバチ』は、刀匠を志す少年チヒロが主人公で、父親を殺した相手へ復讐するために戦う日本刀バトルアクション。チヒロは刀匠である父の下で、日々修行に励んでおり、笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが、ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…というストーリー。『週刊少年ジャンプ』にて2023年9月よりスタートし、作者・外薗氏の初連載作品となっている。

 2024年8月に「次にくるマンガ大賞2024」コミックス部門1位を受賞するなど、すでに人気作品となっており、集英社によると全世界・多言語対象のサイマル漫画誌アプリ・WEBサービス『MANGA Plus by SHUEISHA』では、連載開始1週間で第1話が世界閲覧数1位を獲得(2023年9月期・英語版)したと説明。

 「2024年4月時点で9900万PV超えと、国内のみならず、海外でもその勢いはとどまることを知りません。「週刊少年ジャンプ」で今、最も勢いがあるといっても過言ではない」と人気の高さを伝えている。※9900万PVは1話のみではなく作品全体の数字。

 今回の新刊5巻発売を記念して、さまざまな企画が実施。特製イラストカードが一部書店で配布され、2025年1月5日まで『少年ジャンプ+』と『ゼブラック』にて1巻収録分(1~8話)を無料公開、さらに新刊発売記念の映像が公開された。また、『カグラバチ』を推薦するコメントを考えて、Xでシェアすると、印刷すれば本物のコミックスに巻けるオリジナル帯データが手に入る企画も展開されている。

■『カグラバチ』5巻あらすじ
 「刳雲」の献身と引き換えに、「淵天」を奪取したチヒロ。「蔵」の中、空間を自在に操る京羅の猛攻を凌ぎながら、伯理と協力して囚われた人々を救おうとする。激闘の果て、窮地に追い込まれた京羅が手を伸ばした先は…。佳境を迎えた楽座市、200年続く因習に終止符を打て!

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