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「持続可能なまちづくりへ」 大屋新町長が初登庁、和歌山県古座川町

集まった支援者から花束を受け取る大屋一成町長(左)=17日、和歌山県古座川町高池で
集まった支援者から花束を受け取る大屋一成町長(左)=17日、和歌山県古座川町高池で
 和歌山県の古座川町長選(2日投開票)で初当選した大屋一成町長(67)が17日、初登庁した。同町高池の町役場前に集まった支援者や町職員の前で「大好きな古座川町を子どもや孫に引き継いでいけるよう、持続可能なまちづくりにまい進していく」と決意を述べた。


 大屋町長は午前8時15分ごろに役場に到着。玄関前で支援者や町職員計約60人による拍手で出迎えを受けた。花束を受け取ると「行ってきます」と力強く述べて庁舎に入った。

 その後、大屋町長は職員の前で「議会議員として約16年間、町民から言われたことや私の考えを厳しく言ってきた。皆さんと一緒に話をしながら町長を務めていきたい。課としての意見があればお互いが議論しながら良い方向に持って行きましょう」と訓示した。

 町長室の椅子に腰を下ろした大屋町長は「緊張感があり、荷が重い。選挙戦で数々の公約を言ってきた。財政的なことも鑑みながら一つ一つやっていきたい」と意気込みを語った。

 大屋町長は2008年6月に町議に初当選し、議長などを歴任。今年3月に町議を辞職して町長選への立候補を表明した。今月2日の選挙では現職に212票差をつけて初当選した。

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