梅干し入りの餅が給食に 産地和歌山・みなべ町の全小中学校で、南部高生が手作り
和歌山県みなべ町芝、南部高校食と農園科の生徒が作った梅干し入りの餅「うめっこもち」が、町内の全小中学校8校の給食でデザートとして出された。南部高の生徒が作った飲食物が給食に出るのは初めて。「梅干し入りの餅を食べるのは初めて」という児童や生徒が多く、おいしそうに頬張っていた。
同町の給食では月に1、2回、梅を使ったメニューを出すほか、年間でクリスマスや卒業記念日などにはデザートを出している。本年度のデザートとして、今年2月にあった「UME―1フェスタ」のグルメ甲子園に南部高校の生徒が出品した梅干し入りの餅を出すことを計画。町立学校給食センターが梅の日(6月6日)向けで南部高に申し入れたが都合がつかず、10月の旧南部町と旧南部川村との合併記念で出すことになった。
製造は、食と農園科で調理コースを専攻する2年生19人が担当。24日昼前から白あんに刻んだ梅干しを混ぜて丸め、それをついた餅に入れて握った。全部で千個あり、袋詰めもした。
中本悠人君(16)は「このように大量に作るのは初めてで大変だったが、いい経験になった。みなべならではの梅干し入りの餅で、みんなで頑張って作ったので味わって食べてもらいたい」と話していた。
各小中学校では、児童や生徒が昼食後に味わった。みなべ町西岩代、岩代小学校(39人)の3年生クラスでは、全員が梅干し入りの餅を食べるのは初めて。児童の一人は「菓子では食べたことがある味。梅が入っているのでおいしい」とうれしそうにしていた。
同町の給食では月に1、2回、梅を使ったメニューを出すほか、年間でクリスマスや卒業記念日などにはデザートを出している。本年度のデザートとして、今年2月にあった「UME―1フェスタ」のグルメ甲子園に南部高校の生徒が出品した梅干し入りの餅を出すことを計画。町立学校給食センターが梅の日(6月6日)向けで南部高に申し入れたが都合がつかず、10月の旧南部町と旧南部川村との合併記念で出すことになった。
製造は、食と農園科で調理コースを専攻する2年生19人が担当。24日昼前から白あんに刻んだ梅干しを混ぜて丸め、それをついた餅に入れて握った。全部で千個あり、袋詰めもした。
中本悠人君(16)は「このように大量に作るのは初めてで大変だったが、いい経験になった。みなべならではの梅干し入りの餅で、みんなで頑張って作ったので味わって食べてもらいたい」と話していた。
各小中学校では、児童や生徒が昼食後に味わった。みなべ町西岩代、岩代小学校(39人)の3年生クラスでは、全員が梅干し入りの餅を食べるのは初めて。児童の一人は「菓子では食べたことがある味。梅が入っているのでおいしい」とうれしそうにしていた。