水道水に塩分、基準値超え 和歌山県古座川町
和歌山県古座川町宇津木地区の住民が水道の「塩害」に悩んでいる。最大で基準の2倍超の塩分が検出されており、町は新たな水源の調査に動き出した。
町によると、水道法が定める塩分濃度は1リットル当たり200ミリグラム。昨年3月の調査では500ミリグラムを超えた。その後、定期的に調査していたが、今年2月に再び基準値を大きく上回った。地区の簡易給水施設は2000年度に整備したものだという。
ある地区住民は「体調不良やボイラーの異常などがあった。調査の1年以上前から海水が入っていたのではないか。住民の命に関わる問題で、災害だ。町には早急な対処を求めてきたが、なかなか動いてくれなかった。健康被害を訴える人もいる。子どもへの影響も心配で、町には健康調査を要望している」と話した。
町は新たな水源候補地を試掘して塩分濃度や水量を調査する。調査委託料は280万円。
町によると、水道法が定める塩分濃度は1リットル当たり200ミリグラム。昨年3月の調査では500ミリグラムを超えた。その後、定期的に調査していたが、今年2月に再び基準値を大きく上回った。地区の簡易給水施設は2000年度に整備したものだという。
ある地区住民は「体調不良やボイラーの異常などがあった。調査の1年以上前から海水が入っていたのではないか。住民の命に関わる問題で、災害だ。町には早急な対処を求めてきたが、なかなか動いてくれなかった。健康被害を訴える人もいる。子どもへの影響も心配で、町には健康調査を要望している」と話した。
町は新たな水源候補地を試掘して塩分濃度や水量を調査する。調査委託料は280万円。