新しい給水車を配備 災害時の断水に備え田辺市
田辺市は、同市たきない町の中部配水池に車両一体型給水車(容量3千リットル)を配備した。エンジンで動くポンプを搭載しており、水を配給するだけでなく、配水池などから素早く吸入し、高い場所の受水槽に水を入れることができる。災害による断水時などに、応急給水作業に対応する。この車両が配備されたのは田辺市で初めて。
従来の給水作業は、タンクを積んだトラックとポンプを動かすための発電機を運ぶ車両の2台が必要だった。1台で二役対応できるため、少人数でも運用できる。夜間でも作業ができる作業灯や、遠方支援のためカーナビや自動料金収受システム(ETC)も装備している。
市水道部業務課は「これからどの職員でも運用できるよう、繰り返し訓練したい」と話している。市は来年度にもう1台、同じタイプの給水車を配備する予定。
従来の給水作業は、タンクを積んだトラックとポンプを動かすための発電機を運ぶ車両の2台が必要だった。1台で二役対応できるため、少人数でも運用できる。夜間でも作業ができる作業灯や、遠方支援のためカーナビや自動料金収受システム(ETC)も装備している。
市水道部業務課は「これからどの職員でも運用できるよう、繰り返し訓練したい」と話している。市は来年度にもう1台、同じタイプの給水車を配備する予定。