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和歌山の魅力発信 紀南でワーケーションセミナーや催し

ウツボの天日干し(一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会提供)
ウツボの天日干し(一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会提供)
 和歌山の魅力を広く発信し、ワーケーションの誘客につなげようと、「日本ウェルビーイング推進協議会」などは2月、紀南地方で「ウェルビーイング(良い状態)」に関するセミナーや地元体験をからめたワーケーションイベントなどを開催する。

 ウェルビーイングは、心身ともに健康で社会的に良い状態を表現する言葉。余暇や仕事を組み合わせたワーケーションの先進地とされる和歌山はウェルビーイングが高まる場所だといい、南紀白浜空港と羽田空港を結ぶ臨時便が運航される機会に合わせて、「和歌山Well―being Month(ウェルビーイングマンス)」と題した今回の取り組みを企画した。県や南紀白浜空港利用促進実行委員会が共催する。

 2月12~19日は「ウェルビーイングウィーク」と題し、専門家や企業代表らを講師に招いた人づくりや組織づくりなどのセミナー、海岸に漂着したプラスチックを拾って傘の目印作り、すさみ町のウツボ漁を体験しながらのワーケーション、アドベンチャーワールドでの馬を用いた研修などのプログラムなどを用意している。参加費が必要なものもある。

 また、梅林やマラソンなど、2月中の県内各地のイベント情報も交流サイト(SNS)などで発信して来県を呼びかける。

 昨年、みなべ町での「梅収穫ワーケーション」の実施にも関わった、推進協議会代表理事の島田由香さんは「和歌山でワーケーションの効果が上がるというのは、ウェルビーイングが高まるから。自然や食、人といった魅力を、南紀白浜の航空便が増便され、首都圏と和歌山が近く感じられるこの機会にぜひ、皆さんに体験しに来ていただきたい」と話している。

 詳しい内容は、「和歌山 Well―being Month」サイト(https://note.com/pcwj_wakayama)で紹介している。

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