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思い描く看護師に 熊野高の宣誓式

一人ずつ目指す看護師像を発表し、ろうそくに火を移した(7日、和歌山県上富田町朝来で)
一人ずつ目指す看護師像を発表し、ろうそくに火を移した(7日、和歌山県上富田町朝来で)
 和歌山県上富田町朝来の熊野高校看護科専攻科の宣誓式が7日、上富田文化会館であった。1年生25人が一人一人目指す看護師像を発表し、決意を新たにした。

 看護科は高校課程3年と専攻科課程2年の一貫教育。宣誓式は、専攻科の1年生が病院で実習する前に開いている。本年度は12月7日から2週間、田辺市内の病院で実習に取り組む。

 式では会場の明かりを落とし、生徒が壇上に上がり「患者さまの思いに寄り添うことができる看護師になります」などと1人ずつ宣誓。看護の精神を受け継ぐため、純白のナイチンゲール像のろうそくから、自身のろうそくに火を移した。

 1年生を代表し、和田りあんさんは「それぞれが思い描く看護師に近づけるよう努力することを決意します」と述べた。

 左近晴久校長は「最初はできないことばかりだと思う。しかし、その中でできることを増やしながら一つ一つ壁を乗り越えてください」、2年生を代表し、宮野海音菜さんは「自分にとって最大限の看護ができるよう、ともに努めていきましょう」と激励した。

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