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地域活動について発表 近畿NIEで熊野高校

自分たちの活動について発表するKumanoサポーターズリーダー部の部員(18日、和歌山県田辺市秋津町で)
自分たちの活動について発表するKumanoサポーターズリーダー部の部員(18日、和歌山県田辺市秋津町で)
 第10回近畿NIE(教育に新聞を)フォーラムが18日にオンラインで開かれ、熊野高校(和歌山県上富田町朝来)のボランティア団体「Kumanoサポーターズリーダー部」の部員が、自分たちが取り組む地域活動や紀伊民報と連携した情報発信の事例について発表した。

 フォーラムには教員やNIEに興味のある人らがオンラインで参加。ワークショップ(体験型の研修)や実践発表があった。

 Kumanoサポーターズリーダー部は地域の課題解決のため、さまざまなボランティア活動をしている。この日は、3年生の西本萌衣さん、寒川彩羽さん、尾鼻舞さんが参加し、田辺市秋津町の紀伊民報本社から発表した。

 3人は、自動体外式除細動器(AED)を使用する際に胸部を隠せる「AEDシート」を独自に開発したこと、紀伊民報と連携してAED設置場所の情報をインターネットで公開していること、地元のガイドと一緒に地域の魅力を伝える動画を制作したことなどを紹介。「今後もAEDシートの制作と普及活動を継続したい」「人の魅力と地域の魅力を組み合わせながら情報発信していきたい」と話した。

 フォーラムは日本新聞協会、大阪、京都、奈良、和歌山、滋賀、兵庫の各NIE推進協議会が主催し、紀伊民報などが後援した。

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