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将来自宅をどうする? 高校生が空き家の実態調査

空き家問題について発表する生徒(和歌山県上富田町朝来で)
空き家問題について発表する生徒(和歌山県上富田町朝来で)
 家庭科の授業で、近年全国的に問題になっている「空き家」について学んでいる熊野高校(和歌山県上富田町朝来)1年生がこのほど、夏休みの課題で取り組んだ調べ学習を1人ずつ発表した。

 近所に空き家があるかを調べたり、将来自宅をどうするかについて家族と話し合ったりした内容を報告し、空き家問題に対する考えを深めた。

 自宅がある白浜町椿地区での空き家問題を取り上げた男子生徒は、自宅近くに空き家が多い、廃業したホテルが放置されているといった現状を説明。住民や町役場の担当者に話を聞き、問題の背景には「普段は空き家だが、先祖代々の仏壇を置いていて、盆や正月には人の出入りがある」「廃業したホテルは、業者が破産していて撤去ができない」といった理由があることが分かったなどと報告した。

 他の生徒からは、今住んでいる家の将来について家族と話し合ったこと、空き家を避難所として活用する案などについての発表があった。

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