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運転免許の交付手数料誤徴収 和歌山県警、17年から6件

田辺運転免許センター
田辺運転免許センター
 和歌山県警運転免許課は9日、複数の運転免許の一部を取り消して新しい免許証を交付した際に、本来不要の交付手数料を誤って徴収していたと発表した。誤徴収が確認された6人に対し、説明と謝罪をし、返金手続きを進めているという。

 課によると、複数の免許の一部を返納する場合、交付手数料が不要となるケースがある。先に原付き免許を取得した人が、普通免許を取得し、その後普通免許のみを返納するような場合などが該当するが、解釈を誤り、徴収していたという。

 同様の事案が他府県であったため17年1月以降について調査したところ、同年2月~昨年11月に田辺運転免許センター(田辺市)と交通センター(和歌山市)で手続きした6人から2050~2450円の手数料計1万2900円を誤って徴収していたことが分かった。

 課の担当者は「分かりやすいマニュアルを製作するなどして警察署や免許センターに周知し、再発を防ぐ」と話している。

 課によると、誤った手続きは、長年に渡り、続いてきた可能性がある。記録が残っていない16年以前も含め、問い合わせに応じたいという。

 問い合わせは、土、日曜と祝日を除く午前9時~午後5時に、県警運転免許課(073・473・0110)へ。

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