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那智の滝と三重塔 鮮やかに 年越しライトアップに向け試験点灯、和歌山

ライトアップの試験点灯で、闇の中に浮かび上がった三重塔と那智の滝(19日、和歌山県那智勝浦町那智山で)
ライトアップの試験点灯で、闇の中に浮かび上がった三重塔と那智の滝(19日、和歌山県那智勝浦町那智山で)
 和歌山県那智勝浦町那智山の世界遺産、熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体「那智の滝」と、青岸渡寺の「三重塔」で19日、年越しのライトアップに向けた試験点灯があった。計9機の投光器により、闇の中で滝と塔が幻想的に浮かび上がった。

 初詣の人々らを迎えようと、1989年に始まった恒例行事。

 神職が滝の前に設置されている投光器のガラスを丁寧に磨くなどの準備をした後に点灯。白く輝く那智の滝と朱色の三重塔が鮮やかに照らし出された。

 三重塔は、今年の世界遺産登録20周年に合わせて実施された塗り替え工事をほぼ終え、色鮮やかな姿になった。工事に伴って閉館しているが、26日から入館できるようになるという。

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