昨年の大麻検挙66人 和歌山県警、若年層が8割占める
和歌山県警は、2021年の県内の薬物情勢(暫定値)をまとめた。薬物事犯で168人を検挙し、そのうち覚醒剤が100人、大麻が66人、その他が2人だった。大麻による検挙数は、過去最多だった20年に次ぐ数で、20代以下の若年層が全体の約8割を占めた。
県警によると、大麻の検挙数は2017年が48人、18年36人、19年40人、20年76人、21年66人と増加傾向。特に若年層の増加が目立っているという。
21年の検挙を年齢別でみると、20代が31人と最も多く、次いで未成年23人、30代6人、40代5人、50歳以上1人となっている。未成年を職業別でみると、無職5人、有職12人、学生6人だった。
一方、覚醒剤の検挙は、17年130人、18年147人、19年109人、20年91人、21年100人と若干減少傾向。21年の検挙を年齢別でみると、40代が37人と最も多く、次いで50歳以上34人、30代21人、20代6人、未成年2人と年齢層が高かった。
県警によると、大麻は、覚醒剤より安価で、たばこ感覚で入手している若者もおり、知り合いやインターネットを通じて手に入れるケースが多いという。大麻は、所持しているだけで、最大5年以下の懲役刑がある。
今回の結果を受け、県警は「各種薬物事犯の検挙徹底を図るとともに、引き続き薬物乱用防止の講話や啓発イベントを強化し、薬物事犯の撲滅に努める」と話している。
県警によると、大麻の検挙数は2017年が48人、18年36人、19年40人、20年76人、21年66人と増加傾向。特に若年層の増加が目立っているという。
21年の検挙を年齢別でみると、20代が31人と最も多く、次いで未成年23人、30代6人、40代5人、50歳以上1人となっている。未成年を職業別でみると、無職5人、有職12人、学生6人だった。
一方、覚醒剤の検挙は、17年130人、18年147人、19年109人、20年91人、21年100人と若干減少傾向。21年の検挙を年齢別でみると、40代が37人と最も多く、次いで50歳以上34人、30代21人、20代6人、未成年2人と年齢層が高かった。
県警によると、大麻は、覚醒剤より安価で、たばこ感覚で入手している若者もおり、知り合いやインターネットを通じて手に入れるケースが多いという。大麻は、所持しているだけで、最大5年以下の懲役刑がある。
今回の結果を受け、県警は「各種薬物事犯の検挙徹底を図るとともに、引き続き薬物乱用防止の講話や啓発イベントを強化し、薬物事犯の撲滅に努める」と話している。