バレンシアオレンジ収穫 全国一の産地、田辺で
和歌山県田辺市上秋津で夏の味覚、バレンシアオレンジの収穫が始まった。全国でも最も栽培が盛んな地域で、これから最盛期を迎え、8月上旬ごろまで続く。
県によると、2019年産の生産量は県が全国1位で約260トン。うち、田辺市は最も多い約130トンあった。ほとんどが上秋津地域で栽培されている。
JA紀南の営農指導員によると、バレンシアオレンジは木の年数がたつほど味が良いといわれ、地域には80年、100年生といった木もある。開花から収穫までの期間が長く、収穫時季には、翌年採る実がなっている。栽培管理が難しいなど生産量は減ってきており、貴重なかんきつという。
生産者はJAや地元の直売所に出荷したり、個人販売したりしている。
上秋津のかんきつ農家、谷本雅保さん(59)はバレンシアオレンジを28アールで栽培。冬場に1個ずつ袋がけしなければならないなど手間はかかるが、その分思い入れも強いという。
谷本さんは23日から収穫を始め、7月中旬ごろまでを予定しているといい「『おいしかった』と声を掛けてくれる人もいるし、喜んで買ってもらえるので、作りがいがある」と話している。
県によると、2019年産の生産量は県が全国1位で約260トン。うち、田辺市は最も多い約130トンあった。ほとんどが上秋津地域で栽培されている。
JA紀南の営農指導員によると、バレンシアオレンジは木の年数がたつほど味が良いといわれ、地域には80年、100年生といった木もある。開花から収穫までの期間が長く、収穫時季には、翌年採る実がなっている。栽培管理が難しいなど生産量は減ってきており、貴重なかんきつという。
生産者はJAや地元の直売所に出荷したり、個人販売したりしている。
上秋津のかんきつ農家、谷本雅保さん(59)はバレンシアオレンジを28アールで栽培。冬場に1個ずつ袋がけしなければならないなど手間はかかるが、その分思い入れも強いという。
谷本さんは23日から収穫を始め、7月中旬ごろまでを予定しているといい「『おいしかった』と声を掛けてくれる人もいるし、喜んで買ってもらえるので、作りがいがある」と話している。