ビブリオバトル県大会2連覇 串本西中の清野君
お薦めの本の魅力を語り、観客に読みたいと思わせられるかどうかを競う書評合戦「ビブリオバトル」の和歌山県大会が20日、田辺市新庄町のビッグ・ユーであった。各地区大会を勝ち抜いた中高生計25人が本を片手に熱弁。聴衆の投票による「チャンプ本」の中学生の部は串本西3年の清野健太郎君が紹介した作品が選ばれた。清野君の選出は2年連続。
県教委が主催し、今年で6回目。紀南では初開催。「バトラー」と呼ばれる発表者は本の魅力や感想を5分間で訴える。チャンプ本に選ばれたバトラーは例年、全国大会に出場するが、本年度はコロナ禍で中止に。それでも聴衆に問い掛けて挙手を求めたり、身ぶり手ぶりを交えたり工夫を凝らしてアピールした。
中学生の部は15人が競った。清野君が紹介した「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(青柳碧人)は、昔話をミステリー仕立てで読み解く異色作。「物事をいろんな方向から見ることが大事だと感じた。何十回も読んでいるけれど、毎回新しい発見がある」と魅力を訴えた。
高校生の部は10人が競い、粉河3年の松原女依さんの「希望が死んだ夜に」(天弥涼)がチャンプ本に選ばれた。
■POPコンクール
薦めたい本をイラストや文章で紹介したカード「POP(ポップ)」の出来栄えを競う「POPコンクール」の表彰式も会場であった。中高生計655点の応募の中から、最優秀賞には中学生の部で日高高付属2年の田淵穂花さん、高校生の部は耐久2年の宮井彩月さんの作品が選ばれた。
紀南からは奨励賞に中学生の部で潮岬3年の廣瀬葵空さん、高校生の部で田辺2年の上村ひなたさんが入賞した。
県教委が主催し、今年で6回目。紀南では初開催。「バトラー」と呼ばれる発表者は本の魅力や感想を5分間で訴える。チャンプ本に選ばれたバトラーは例年、全国大会に出場するが、本年度はコロナ禍で中止に。それでも聴衆に問い掛けて挙手を求めたり、身ぶり手ぶりを交えたり工夫を凝らしてアピールした。
中学生の部は15人が競った。清野君が紹介した「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(青柳碧人)は、昔話をミステリー仕立てで読み解く異色作。「物事をいろんな方向から見ることが大事だと感じた。何十回も読んでいるけれど、毎回新しい発見がある」と魅力を訴えた。
高校生の部は10人が競い、粉河3年の松原女依さんの「希望が死んだ夜に」(天弥涼)がチャンプ本に選ばれた。
■POPコンクール
薦めたい本をイラストや文章で紹介したカード「POP(ポップ)」の出来栄えを競う「POPコンクール」の表彰式も会場であった。中高生計655点の応募の中から、最優秀賞には中学生の部で日高高付属2年の田淵穂花さん、高校生の部は耐久2年の宮井彩月さんの作品が選ばれた。
紀南からは奨励賞に中学生の部で潮岬3年の廣瀬葵空さん、高校生の部で田辺2年の上村ひなたさんが入賞した。