黄色い花、潮風に揺れる 紀南沿岸でキノクニシオギク
和歌山県紀南地方の沿岸で、キノクニシオギク(キク科)が黄色い花を咲かせ、潮風に揺れている。県レッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。
紀伊半島に自生する野生のキク。潮岬(串本町)を境に西側に分布するシオギクと東側に分布するイソギクとの自然交雑群と考えられている。高さ30センチ前後になる。特徴的な筒状の小さい花を冬季に多数つける。
県内では日高町以南に自生する。白浜町やすさみ町などでは、崖地や道路沿いのコンクリート壁の隙間などで群生しているのが見られる。
紀伊半島に自生する野生のキク。潮岬(串本町)を境に西側に分布するシオギクと東側に分布するイソギクとの自然交雑群と考えられている。高さ30センチ前後になる。特徴的な筒状の小さい花を冬季に多数つける。
県内では日高町以南に自生する。白浜町やすさみ町などでは、崖地や道路沿いのコンクリート壁の隙間などで群生しているのが見られる。