天井の金箔がギネス世界記録に 白浜のホテル川久「表面積が最大」
和歌山県白浜町にある宿泊施設「ホテル川久」のエントランスホール天井部の金箔(きんぱく)表面積(1057・97平方メートル)がギネス世界記録に認定された。8日に認定証の授与式がホテルであった。
1991年に400億円をかけて完成した建物を整備する際、フランスの金箔職人・ファブリス・ゴアール氏のチームが約2カ月間で手掛けた作品。厚さ0・1ミクロン(1ミリの1万分の1)で5センチ角の金箔を約19万枚(総重量2・5キロ)手作業で貼り付けた。ホール天井はアーチ型で、幅14・4メートル、奥行き45・37メートル、高さ最大11・2メートル。
記録名は「最大の連続して金箔押しされた天井」。新たなカテゴリーとしての認定が8月だった。県内の建築物では初めての世界記録という。
認定証を受け取った運営会社「カラカミホテル&リゾーツ」(札幌市)の唐神耶真人代表(29)は「単なるホテルではなく、奇跡の建造物であることを世界に発信したいと(認定に向けた)プロジェクトに取り組んできた。色あせるどころか増し続ける本物の輝きで白浜の発展に寄与し、大変な時勢を乗り越えていきたい」と話した。
授与式には、創業者らも招かれた。
1991年に400億円をかけて完成した建物を整備する際、フランスの金箔職人・ファブリス・ゴアール氏のチームが約2カ月間で手掛けた作品。厚さ0・1ミクロン(1ミリの1万分の1)で5センチ角の金箔を約19万枚(総重量2・5キロ)手作業で貼り付けた。ホール天井はアーチ型で、幅14・4メートル、奥行き45・37メートル、高さ最大11・2メートル。
記録名は「最大の連続して金箔押しされた天井」。新たなカテゴリーとしての認定が8月だった。県内の建築物では初めての世界記録という。
認定証を受け取った運営会社「カラカミホテル&リゾーツ」(札幌市)の唐神耶真人代表(29)は「単なるホテルではなく、奇跡の建造物であることを世界に発信したいと(認定に向けた)プロジェクトに取り組んできた。色あせるどころか増し続ける本物の輝きで白浜の発展に寄与し、大変な時勢を乗り越えていきたい」と話した。
授与式には、創業者らも招かれた。