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2024年12月20日(金)

新庄クラブが優勝 若鷲旗学童軟式野球

優勝した新庄少年野球クラブ=和歌山県田辺市の神島台運動場で
優勝した新庄少年野球クラブ=和歌山県田辺市の神島台運動場で
準優勝の芳養クラブ=和歌山県田辺市の神島台運動場で
準優勝の芳養クラブ=和歌山県田辺市の神島台運動場で
 第46回若鷲旗争奪学童軟式野球大会(田辺西牟婁学童野球協議会主催、紀伊民報後援)は14日、和歌山県田辺市の神島台運動場で決勝があり、新庄少年野球クラブが芳養クラブに2―0で勝って優勝した。

 【決勝】
芳養
 000 000 0-0
 002 000 ×-2
新庄

 決勝にふさわしい引き締まった試合は、数少ないチャンスをものにした新庄に軍配が上がった。新庄は3回、2死から2人が四球で出塁。盗塁で二、三塁の場面をつくり、市野瀬輝君(6年)が二塁打を放って均衡を破った。

 芳養は7回に四球と安打で2死二、三塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。

 新庄は選手11人で大会を戦い抜いた。主将の田中大心君(6年)は「優勝で終わることができて最高の気分。全員が心を一つに、最後まで懸命にプレーできたことが大きかった」と喜んだ。一方、涙をのんだ芳養主将の山本壱星君(6年)は「悔しい気持ちが強いけれど、仲間と準優勝できてよかった」と振り返った。

 同日午前に同じ会場であった準決勝では、新庄は上秋津少年野球クラブに1―0で、芳養はあいづクラブに6―0でそれぞれ勝利した。