和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月16日(月)

和歌山県でも第3波可能性 紀北でさらに6人感染

 和歌山県は12日、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表。県福祉保健部の野尻孝子技監は、県内にも第3波が来ている可能性を示した。

 感染者の濃厚接触者として感染確認されたのは3人。橋本保健所管内在住の70代自営業男性は親族から、湯浅保健所管内在住の40代医療事務職女性と和歌山市在住の10代女子中学生は同居家族から感染した可能性がある。中学生が通う学校では生徒14人を検査するが、感染対策ができていたため、閉鎖などの措置は取らない。

 濃厚接触者以外では、和歌山市在住で大阪市の会社に勤務する50代男性、岩出保健所管内在住の60代無職女性と、10代男子高校生の感染が分かった。高校生が通う同保健所管内の県立校では自主的に12日~15日を全校休校とした。友人に有症状者がいるといい、県は同校の生徒と友人計81人を検査する。