和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月24日(土)

夜明け前に月の光で虹 和歌山県白浜町で読者撮影

月の光によって生じた月虹(2日午前4時13分、和歌山県白浜町堅田で)=木下滋さん撮影
月の光によって生じた月虹(2日午前4時13分、和歌山県白浜町堅田で)=木下滋さん撮影
 和歌山県白浜町堅田、木下滋さん(73)が2日午前4時13分ごろ、月の光で生じる虹「月虹(げっこう)」を撮影した。木下さんは「初めて見た。街中で撮影できるとは」と驚いている。

 木下さんの自宅は高台の住宅街にある。毎日、日の出前に起きて愛犬を散歩させており、この日も午前3時すぎに起床した。

 木下さんは「月が西に傾き、明るかった。この時、月と反対側の空にぼやっと虹のようなものが見えたが民家があったのではっきりとは分からなかった」と話す。

 その後、雨が降ってきたので帰宅。5分ほどでやんだため、自宅から100メートルほど離れた所へ移動し、虹が出ているのを確かめたという。

 デジタルカメラを三脚にセットしISO感度を2000に設定、6秒間(絞りf5)露光して撮影した。

 木下さんは写真歴約15年。「月の光で滝に虹が出ている写真を見たことがある。ハワイでは月虹を見た人には幸せが訪れるといわれているそう」と言葉を弾ませていた。

 和歌山地方気象台によると上空に薄い雲が出ていたり、雨が降っても月光が強い場合、見られることがあるという。