ニャンとか助かった レスキュー出動し高架橋排水管から救出
和歌山県田辺市秋津町、紀勢自動車道の高架橋にある高さ約10メートルの排水管に迷い込んだ三毛猫が降りられなくなり、田辺消防署のレスキュー隊らが27日夕方、1時間がかりで無事に救出した。三毛猫はこの救出劇を見守った現場近くの住民に引き取られた。
付近の住民によると、三毛猫は4日ほど前から高架橋の排水管にいて、降りられなくなっていたという。
住民からの通報を受けて、紀勢道を管理する紀南河川国道事務所の紀勢線出張所が市消防本部に協力を依頼し、27日午後4時ごろ、レスキュー隊員2人が現場に駆け付けた。
地域の住民が固唾(かたず)をのんで見守る中、レスキュー隊員は、はしごを使って排水管まで上り、手を伸ばして助けようとするが、三毛猫は排水管の奥に逃げてしまった。紀勢線出張所職員ら2人も協力して、餌を使ったり、スマートフォンで猫の鳴き声の動画を流したりして警戒を解き、狭い排水管の中に身を乗り出すようにして三毛猫を助け出した。
近くに住む高雄中学校3年の岡本愛生さん(14)は「毎朝排水管から顔が見えていたので、ずっと心配していた。目がくりくりしてすごくかわいい。助かって本当に良かった」と喜んだ。母親の好美さん(37)は「元気そうで良かった。動物病院に連れて行き、引き取って飼うつもり。ただ、人に慣れているので、飼われていたのかもしれない。もし飼い主が探していたら、返したいと思う」と話した。
救出に当たったレスキュー隊員の濱中裕希さん(41)は「高さがあって危険な場所だったが、うまく救出できて良かった。レスキュー隊として、高所での活動も訓練を積んでいる。お役に立てて良かった」と振り返った。
付近の住民によると、三毛猫は4日ほど前から高架橋の排水管にいて、降りられなくなっていたという。
住民からの通報を受けて、紀勢道を管理する紀南河川国道事務所の紀勢線出張所が市消防本部に協力を依頼し、27日午後4時ごろ、レスキュー隊員2人が現場に駆け付けた。
地域の住民が固唾(かたず)をのんで見守る中、レスキュー隊員は、はしごを使って排水管まで上り、手を伸ばして助けようとするが、三毛猫は排水管の奥に逃げてしまった。紀勢線出張所職員ら2人も協力して、餌を使ったり、スマートフォンで猫の鳴き声の動画を流したりして警戒を解き、狭い排水管の中に身を乗り出すようにして三毛猫を助け出した。
近くに住む高雄中学校3年の岡本愛生さん(14)は「毎朝排水管から顔が見えていたので、ずっと心配していた。目がくりくりしてすごくかわいい。助かって本当に良かった」と喜んだ。母親の好美さん(37)は「元気そうで良かった。動物病院に連れて行き、引き取って飼うつもり。ただ、人に慣れているので、飼われていたのかもしれない。もし飼い主が探していたら、返したいと思う」と話した。
救出に当たったレスキュー隊員の濱中裕希さん(41)は「高さがあって危険な場所だったが、うまく救出できて良かった。レスキュー隊として、高所での活動も訓練を積んでいる。お役に立てて良かった」と振り返った。