「スーパームーン」に祈る 串本で橋杭岩と共演
満月を迎えた8日夜、地球と月の距離が縮まり、月がひときわ大きく見える「スーパームーン」が和歌山県紀南地方で観測された。串本町くじの川にある国の名勝・天然記念物「橋杭岩」では、僧侶が祈っているようにも見える「大オガミ岩」と、赤く染まった月の共演が見られた。
国立天文台によると、月と地球との距離は、公転している月の軌道が円形ではなく、楕円(だえん)形であることなどから変化する。8日の満月(午前11時35分)は今年1年で地球と最も近い満月で、最も遠い10月31日の満月(午後11時49分)と比べると、見掛けの直径は約14%大きく、30%ほど明るいという。
橋杭岩ではこの日、午後6時50分前に赤く染まった姿で東の空に現れ、写真愛好者らを楽しませた。
国立天文台によると、月と地球との距離は、公転している月の軌道が円形ではなく、楕円(だえん)形であることなどから変化する。8日の満月(午前11時35分)は今年1年で地球と最も近い満月で、最も遠い10月31日の満月(午後11時49分)と比べると、見掛けの直径は約14%大きく、30%ほど明るいという。
橋杭岩ではこの日、午後6時50分前に赤く染まった姿で東の空に現れ、写真愛好者らを楽しませた。