南部が準優勝 県高校軟式野球、耐久に惜敗
和歌山県高校野球連盟主催の「2020 夏 県高校軟式野球大会」の決勝が10日、田辺市龍神村柳瀬のグリーングラウンドであり、南部は耐久に1―2で敗れて準優勝だった。
今夏に予定していた第65回全国高校軟式野球選手権和歌山大会が新型コロナウイルスの影響で中止になり、その代替大会として開催。南部、新宮、耐久の3校が出場してトーナメントで試合をした。
1回戦は9日にあり、南部と新宮が対戦。9回に同点とされた南部はその裏、相手守備の乱れで1点を入れて3―2のサヨナラ勝ちした。
決勝も1点を争う好ゲームを展開。4回に1点を先制された南部は7回、四球で出塁した新田を森山、小山が送って三塁に進め、坂内の遊撃への内野安打で新田が生還して同点とした。しかし、8回に1点を奪われて敗れた。
耐久は夏の公式戦として17年ぶり5回目の優勝。
【10日】
●決勝
南部
000 000 100―1
000 100 01×―2
耐久
〔南〕宮本―中川〔耐〕堀―山下
【9日】
●1回戦
新宮
100 000 001―2
000 002 001×―3
南部
〔新〕城―太田〔南〕宮本―中川▽二塁打=太田(新)宮本(南)
■周囲の支援に感謝 大阪出身の山根主将
南部の山根啓登主将は大阪市出身。農業関係の高校で学びたいと南部高校の食と農園科を受験して入学し、小学校から続けていた野球をするため軟式野球部に入部した。
コロナの影響で野球ができない時は、チームの士気が下がったが、代替大会の開催が決まり、全員で声を掛けて練習に励んできたという。
部員同士は仲が良く、今大会の2試合では苦しい時でも声を掛け合い、チーム一丸となって明るく楽しい野球をしてきた。
山根主将は「決勝は苦しい場面が多かったが、みんなが笑顔を見せ、僕も楽しい雰囲気で試合ができた。この3年間は野球をやりきった感じ。代替大会を開催してくれた高野連や、応援してくれた保護者の皆さんに感謝したい」と話した。
今夏に予定していた第65回全国高校軟式野球選手権和歌山大会が新型コロナウイルスの影響で中止になり、その代替大会として開催。南部、新宮、耐久の3校が出場してトーナメントで試合をした。
1回戦は9日にあり、南部と新宮が対戦。9回に同点とされた南部はその裏、相手守備の乱れで1点を入れて3―2のサヨナラ勝ちした。
決勝も1点を争う好ゲームを展開。4回に1点を先制された南部は7回、四球で出塁した新田を森山、小山が送って三塁に進め、坂内の遊撃への内野安打で新田が生還して同点とした。しかし、8回に1点を奪われて敗れた。
耐久は夏の公式戦として17年ぶり5回目の優勝。
【10日】
●決勝
南部
000 000 100―1
000 100 01×―2
耐久
〔南〕宮本―中川〔耐〕堀―山下
【9日】
●1回戦
新宮
100 000 001―2
000 002 001×―3
南部
〔新〕城―太田〔南〕宮本―中川▽二塁打=太田(新)宮本(南)
■周囲の支援に感謝 大阪出身の山根主将
南部の山根啓登主将は大阪市出身。農業関係の高校で学びたいと南部高校の食と農園科を受験して入学し、小学校から続けていた野球をするため軟式野球部に入部した。
コロナの影響で野球ができない時は、チームの士気が下がったが、代替大会の開催が決まり、全員で声を掛けて練習に励んできたという。
部員同士は仲が良く、今大会の2試合では苦しい時でも声を掛け合い、チーム一丸となって明るく楽しい野球をしてきた。
山根主将は「決勝は苦しい場面が多かったが、みんなが笑顔を見せ、僕も楽しい雰囲気で試合ができた。この3年間は野球をやりきった感じ。代替大会を開催してくれた高野連や、応援してくれた保護者の皆さんに感謝したい」と話した。