参政党和歌山県連会長で、訪問看護会社取締役の林元政子氏（５０）＝和歌山市＝が２６日、和歌山市で記者会見を開き、来夏の参院選和歌山選挙区に党公認で立候補すると表明した。

　林元氏は会見で「少子高齢化が進む中、政権与党は移民政策にかじを切り、日本が乗っ取られることに加担している」と批判した。

　政策としては、消費税の一定期間廃止による中小零細企業保護▽生産物を全て買い取るといった農業者の所得保障などによる第１次産業支援―などを挙げている。

　次期参院選和歌山選挙区への出馬表明は林元氏が初めて。元自民党の世耕弘成氏（６２）の改選予定だった選挙だが、１０月の衆院選和歌山２区にくら替え出馬して当選。現在、この議席は不在となっている。

　林元氏は有田市出身、和歌山看護専門学校卒。１０月の衆院選で奈良１区から出馬し落選した。