和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

持ち帰りでお店巡って 飲食7店がスタンプラリー

スタンプラリーを企画した林拓郎さん(左)と川脇俊太さん=和歌山県田辺市上万呂で
スタンプラリーを企画した林拓郎さん(左)と川脇俊太さん=和歌山県田辺市上万呂で
 新型コロナウイルスの感染拡大で、売り上げが減少している飲食店を盛り上げようと、和歌山県の田辺市と白浜町の7店舗がテークアウト(持ち帰り)のスタンプラリーを始めた。加盟店で3千円以上購入するとスタンプがもらえ、五つためると、特製のジャムやドレッシングなど特典がもらえる。12月末まで。

 参加店舗は田辺市の「かみのマロ」(上万呂)▽「Le Caprice(る かぷりす)」(神島台)▽「cafe BASE(かふぇ ばーぜ)」(下万呂)▽「hanabee(はなびー)」(下万呂)▽「はつやま鮮魚店」(上秋津)▽「KOKAGE(こかげ)」(上万呂)、白浜町の「SPAIN BAR VALESTA(すぺいん ばる ばれすた」。

 洋食、エスニック、居酒屋、鮮魚店などさまざまで、「KOKAGE」の林拓郎さん(37)が「各店が楽しみながら助け合って、店を知ってもらうきっかけをつくろう」と呼び掛けた。

 各店はコロナの「第1波」で、通常営業を休止した際、テークアウトメニューに取り組んでいた。通常営業再開後も継続していたという。

 「hanabee」の川脇俊太さん(38)は「テークアウトの利用で初めて店に足を運んでくれたお客さんも多い。各店の常連さんが、参加店を回ってくれれば、新たな出合いが生まれる」と期待する。

 スタンプラリー帳も兼ねたチラシは、参加店で配布している。チラシには各店のテークアウトメニューの写真や価格、注文受付時間、特典などの情報を掲載している。

 問い合わせはKOKAGE(0739・25・6389)へ。