和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

梅雨終盤に大雨 那智勝浦町色川で時間47ミリ

 西日本付近に停滞した梅雨前線に南から暖かい空気が入った影響で、和歌山県紀南地方では24日から27日にかけて、まとまった雨が降った。色川(那智勝浦町)では26日午前11時26分までの1時間に、47ミリという激しい雨が観測された。

 和歌山地方気象台によると、24日の降り始めから27日午前10時までの紀南の積算雨量は、護摩壇山(田辺市)が233・5ミリで最も多かった。次いで龍神(同)179ミリ▽栗栖川(同)166ミリ▽色川161ミリ▽本宮(田辺市)157・5ミリ▽日置川(白浜町)132・5ミリ▽新宮109・5ミリ▽南紀白浜109ミリ―など。

 時間雨量は、色川に次いで、栗栖川46・5ミリ▽本宮46ミリ▽龍神35ミリ▽護摩壇山34・5ミリ―が多かった。

 28日も前線や湿った空気の影響で曇りとなり、明け方までは雨が降る見込み。29日以降も曇りときどき晴れで推移して、所によっては雨になるとみられている。