感染症防ぎ避難所運営 コロナ禍で白浜町が訓練
和歌山県白浜町は13日、町役場で、感染症予防の観点を踏まえた避難所の運営訓練をした。職員や保健師ら約20人が参加し、発熱症状のある人が来た際の対応を確認したほか、区画の整理に使う間仕切りの組み立ても体験した。
新型コロナウイルスの広がりを受け、初めて企画した。風邪などで体調が優れない人と一般の避難者をどう分けるかも、避難所を運営する上での課題になっている。
訓練では、危機管理室の職員が避難者を受け入れる際のマニュアルを説明した。避難所の入り口では職員がマスクやフェースシールドを着用し、避難してきた人を検温。手洗いなどの対策を徹底することも求めるという。
町では現在、約150ある指定避難所の中で職員が開設する21カ所のうち4カ所について「隔離スペースが確保可能」としており、天候や移動手段を考慮しながら4カ所を活用する方針。施設数は増やす可能性もある。
危機管理室の戒能浩樹室長は「参加した職員には今日の内容をそれぞれの職場で共有してもらいたい。今後も訓練はしていく」と話した。
町は、プラスチック製の間仕切りを20セット購入予定。段ボール製のものも導入を考えている。
新型コロナウイルスの広がりを受け、初めて企画した。風邪などで体調が優れない人と一般の避難者をどう分けるかも、避難所を運営する上での課題になっている。
訓練では、危機管理室の職員が避難者を受け入れる際のマニュアルを説明した。避難所の入り口では職員がマスクやフェースシールドを着用し、避難してきた人を検温。手洗いなどの対策を徹底することも求めるという。
町では現在、約150ある指定避難所の中で職員が開設する21カ所のうち4カ所について「隔離スペースが確保可能」としており、天候や移動手段を考慮しながら4カ所を活用する方針。施設数は増やす可能性もある。
危機管理室の戒能浩樹室長は「参加した職員には今日の内容をそれぞれの職場で共有してもらいたい。今後も訓練はしていく」と話した。
町は、プラスチック製の間仕切りを20セット購入予定。段ボール製のものも導入を考えている。