和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月31日(火)

3千人近くから応募 みなべ町商工会のコロナ対策スタンプラリー

「みなべのやにこいスタンプラリー」のチラシ
「みなべのやにこいスタンプラリー」のチラシ
 和歌山県のみなべ町商工会青年部が、新型コロナウイルス感染症の経済対策として3回に分けて実施している「みなべのやにこいスタンプラリー」の1回目の抽選が3日にあった。延べ3千人近くから応募があり予想より千人ほど多く、青年部は残り2回も奮って参加してほしいと呼び掛けている。


 スタンプラリーに参加する町内の店で、500円の買い物ごとにスタンプが1個もらえる。1店舗で最大4スタンプ(2千円分)押印でき、2店舗以上、計5個のスタンプを集めると応募できる。1人何回でも応募が可能で町外の人も参加できる。

 1回目は6月1~30日に実施し、抽選は7月3日に同町芝の町商工会であった。応募は延べ2894人からあり、参加78店舗の総売上額は723万5千円。応募者のうち町内は2629人、町外(県内)は232人、県外は33人だった。

 青年部の楠谷和弘部長(39)は「皆さんの協力を頂いて、スタンプラリーが実施できている。当初は延べ2千人ほどの応募を予想していたが、思った以上に参加した人が多くて喜ばしい。一人一人が参加することで町が活性化する。この機会に、今まで行ったことがない店で買い物をしてほしいし、スタンプラリーを楽しんでもらいたい」と話している。

 スタンプラリーの事務局によると、1回目で応募用紙の記入漏れが一部あり、注意を呼び掛けている。参加店の最新情報は、ホームページ「みなべのやにこいスタンプラリー」で掲載している。

 2回目は7月1~31日、3回目は8月1日~9月4日を予定している。各回とも、現金5万円(2人)▽現金1万円(20人)▽町内で使用できる商品券3千円分(100人)▽その他、町内事業者の商品券やサービス券―などが200人以上に当たる。