ツバメゆらゆら船上で子育て 田辺の係留漁船
和歌山県田辺市目良の漁港に係留している漁船にツバメが巣を作り、ひなを育てている。漁師らは「なんで船に」と不思議がりながらも、見守っている。
地元の漁業、矢口良孝さん(65)が所有する漁船「恵裕丸」で、操舵(そうだ)室のひさしに巣が作られている。巣は5月中旬ごろにはあったというが、体調を崩して出漁していなかったこともあり、21日にひながいるのに気付いたという。
ひなは4羽。親鳥が餌を運んでくると、巣から顔を出してくちばしを大きく開け「ピーピー」と元気に鳴いてねだっている。その姿は愛らしく、矢口さんや他の漁師も「ゆらゆら揺れるし、居心地がいいんやろね」とほほ笑む。
船上だけに、ヘビやネコなど陸の動物から襲われることは少なく、矢口さんは「出漁していたら作ることはなかっただろう。元気に巣立つまで見守りたい」と話している。
地元の漁業、矢口良孝さん(65)が所有する漁船「恵裕丸」で、操舵(そうだ)室のひさしに巣が作られている。巣は5月中旬ごろにはあったというが、体調を崩して出漁していなかったこともあり、21日にひながいるのに気付いたという。
ひなは4羽。親鳥が餌を運んでくると、巣から顔を出してくちばしを大きく開け「ピーピー」と元気に鳴いてねだっている。その姿は愛らしく、矢口さんや他の漁師も「ゆらゆら揺れるし、居心地がいいんやろね」とほほ笑む。
船上だけに、ヘビやネコなど陸の動物から襲われることは少なく、矢口さんは「出漁していたら作ることはなかっただろう。元気に巣立つまで見守りたい」と話している。