ホオノキが甘い香り 山間地で白い花
大きな葉を郷土料理などに使うホオノキ(モクレン科)が、和歌山県紀南地方の山間地で優雅な白い花を咲かせ、辺りに甘い香りを漂わせている。
ホオノキは山地に生える落葉高木で、樹高は20~30メートルになる。5~6月、幹上部の枝先に直径15センチほどの大きな花を上向きに咲かせる。果実は熟すと裂けて、赤い種子が白い糸で垂れ下がる。葉は楕円(だえん)形で長さ20~40センチと大きい。飛騨高山地方ではみそに薬味や山菜などを混ぜたものをのせて焼く「朴葉味噌(ほおばみそ)」が有名。
田辺市中辺路町栗栖川の中辺路小学校前のホオノキは、河原から生えており、歩道から大きな花を間近に観察することができる。
ホオノキは山地に生える落葉高木で、樹高は20~30メートルになる。5~6月、幹上部の枝先に直径15センチほどの大きな花を上向きに咲かせる。果実は熟すと裂けて、赤い種子が白い糸で垂れ下がる。葉は楕円(だえん)形で長さ20~40センチと大きい。飛騨高山地方ではみそに薬味や山菜などを混ぜたものをのせて焼く「朴葉味噌(ほおばみそ)」が有名。
田辺市中辺路町栗栖川の中辺路小学校前のホオノキは、河原から生えており、歩道から大きな花を間近に観察することができる。